上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
これって2009年の直木賞でしたっけ?
やっと読みました。

こういうタイプの推理小説
今まで読んだことなかったな。

ネタバレいきます。 主人公は、休職中の刑事さん。
休職中なので、本捜査とは別に
個人的な思いで独自に捜査し
事件の解決に一役かっている。
1話完結。

おもしろいのは、すべてが語られないところ。
事件が解決に向かう様相をみせると
物語が終わってしまったりする。

表題にもなっている『廃墟に乞う』は
犯人はすぐ明らかになる。
風俗嬢の顔を殴打して殺害という事件で
数年前に同様の事件で実刑を受けた男の
出所後すぐの再犯だったから。
犯人の恵まれない生い立ちは明らかになるが
いつどこでなぜそんな事件を起こしたのかという
事件の詳細や、犯人の心理は語られない。
でも、生い立ちから察することはできる。
犯人は、母親が売春で生計を立てなければならないほどの
極貧の中で育っているのだ。
おそらく、母親への思慕と軽蔑による偏った性癖であろう
と、読者は犯人の心理を想像できる。
そして、最後は主人公の目の前で自殺を図るが
それは、主人公の休職の理由ともリンクしているようだ。

最終話で明らかになるが
主人公は、ある事件で初動捜査ミスを犯し
その結果、2人の人間が亡くなった。
被害者は殺害され、加害者が自殺を図ったのだ。
それで主人公は心を病み、休職を余儀なくされている。
復職の兆しが見え始めたところで、物語はおわり。

この作家の作品はまた読んでみたいな。
……誰だったかしら(汗)
関連記事

テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。