上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『告白』

ものすごく久しぶりにブログ見ました。

私、本をよく読むんだけど
読んだそばから、内容をどんどん忘れてしまいます…。
せっかく忙しい合間をぬって読んでるんだから
ブログに内容を書いておこう!と思ったわけです。

なので、必ずネタバレとなります。
未読の方、ご注意あれ。

今日、読み終わったばかりの本
湊かなえの『告白』。
2009年の本屋大賞ですが、図書館で予約を入れて
数ヶ月待って読みました。 中学校教師が我が子を受け持ちの生徒に殺され、復讐する話。
復讐といっても、『さまよう刃』のような凄惨なものではなく
じわじわと犯人の人生を狂わせていく感じ。

1章
事件の概要と1つ目の復讐が、教師の告白で語られる。

2章
その後の犯人(少年A・B)の様子が
クラス代表の女子によって語られる。
この女子はAによって殺されてしまうことは
5章で明らかになる。

3章
Bの姉の語りだが、Bの母の日記によって物語は進む。
息子溺愛の偏った思考だが、わからなくもないと思わせる感じがある。
典型的な日本の家庭ともいえるが、
マザコンを培養していることは確か。

4章
Bの語りによる回想。
HIVに感染していると思い込んだ行動は、まさに狂気。
前章の日記による客観的視点と、B自身の主観的視点とが
うまく絡み合っている。

5章
Aが自身のホームページに残した遺書。
Aの生い立ちが明らかになる。
こいつも相当なマザコンだった。
ただし、恵まれない家庭環境であったことは
Bと対照的。

6章
携帯電話を通して教師がAに復讐の種明かしをする。
つまり、Aの手によってAの母を殺害させる。
Aは自分で作った爆弾を体育館にしかけ、大量殺人を犯すことで
母に自分の存在を気付いてもらうという計画だったが
ホームページの遺書によりその計画を知った教師が
体育館から爆弾を持ち去り、Aの母の職場にしかけ
それを知らないAが起爆スイッチを押してしまう。
体育館が爆発しないことに戸惑っているAが
かかってきた携帯電話に出て、教師から事実を告げられる。

どちらの少年も母を殺してしまうが
母の愛に飢え母の愛を求めるAの犯行と
溺愛されて他の現実から逃げるためのBの犯行とは、対照的かも。
関連記事

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。